ある日、ゆうちゃんは、他町の暴走族との決闘に行った。
私は、帰りを待つことにした。

待っていると、単車で帰ってきた。
ケガはかすり傷程度であった。
「よかった。」
「俺を誰だと思ってんだ。」
「バカ。」
手当をするために、ゆうちゃんの部屋に行った。

「イタ。」
「こんな傷、全然大丈夫でしょ?」
「痛いよ。癒して。もう、俺死ぬかも。」
抱きついてきた。
「はいはい。」
頭をヨシヨシした。