精神病の君

「私、また迷惑かけて・・・」

「大丈夫だよ。気にしないで」

気にするよ

自分を責めることしかできない

だめだ・・・また、発作起っちゃう

考えちゃダメ

少し休んでいるとチャイムと同時に、保健室のドアがあいた

「姫野、大丈夫か?」

「大丈夫です」

担任の先生だった

「間宮が運んでくれたんだ。もし、会ったらでいいから、お礼しとけよ」