澄んだ夜に願うなら。





「‥。」



冷たい空気が全身を纏うように、
日が暮れだしてからより寒くなった。








ぐるぐるまきにしたマフラーのわずかな隙間から忍び込んでくる冷気に、思わず肩が上がる。




ポッケの中の貼らないカイロを弄りながら、
タイツを履いただけの足を進める。