噂が全てじゃない


『はぁ…頑張んないと、!』


「何を頑張るの?」


「ぅえ!? 」



声がした方を見ると、いつも風間くんと一緒に居る、…えっと、誰だっけ、




「俺の事、分かるー?」


『わかんない、です…』


少し見透かされた感じでゾクッとしてしまう


「俺は翼だよ」


『そうですか…』


「君は真綾ちゃん、だよね?」


『えっ…は、はい』


「なにを頑張るの?」


『っ!な、なんでもないです。大した事じゃないので』


「へぇ、大した事じゃ、ないんだ。なら教えてよ」


『えっ、いや、その…私の事なんて聞く価値ないですから。ね。』


「いーや。俺は真綾ちゃんの事が知りたいんだよ」


『…バイトです。アルバイト頑張らないとって話です』


「へぇ、バイトしてるんだ?意外だね」


『そうですか…それでは、わ、私はこれで…』


「どこでバイトしてるの?俺も最近バイト探してて、教えてよ。ついて行ってもいいよね?」


『っ!だ、だめです!!』


「へぇ、そんなにやましいバイト、なの?」


『っ!!ち、違いますよ。私、基本的に秘密主義なんで』


「そーなんだ。なら余計に気になるから着いてくわ。俺準備するから待ってて」


『え、えぇ、私いいなんて一言も言ってませんし、今から1度家に帰りますから』


「おっけー。家まで送ってけばいいんだよね。そのあと着いてけば。」