なに?

この光景?

この違和感。


自分のミイラ姿を含めて、みんな現実感がない。

死んだから?

そのとき…


「それは違うな」

声が聞こえたと同時に、後ろから肩を叩かれた。


小さな男の子が、そこに立っていた。