圭祐くんからお願いをされた。
「自分の親に会いに行くの着いて来て欲しい。」
「いいですよ。」
圭祐くんの親は2人とも医師で、なかなかの厳しさだったようだ。お兄さんが逃げて、全く違う仕事してるが、圭祐くんは結局、医師の道を選んだ。
両親は、開業していた。

2人で、実家を訪ねた。
さすが医師の息子。家がデカい。
「お父さん、お母さん、無事、医師の免許が取れました。ご迷惑おかけしました。
 こちらは、杉原亜梨沙さんと言います。
お兄さんと友達で住まわせてもらって、一緒に住んでた妹さんです。今、付き合ってます。」

「はじめまして。お世話になっております。」