もうすぐカワイイって、言うんだから……。
「朱里さん、ショッピングモール入りますか?」
「そうだね。入ろうか」
ショッピングモールの中に入ったわたしは、手を繋いでぐるっと回る。
「あ、これカワイイ」
「本当だ。 でも朱里さんの方が、もっとカワイイですけどね」
こうして恥ずかしいことを、サラッと言ってくる冬馬。
だけど冬馬のこんな所も、わたしは大好きなんだ。
「冬馬、なんか温かいもの飲まない?」
「いいですね」
ショッピングモールをゆっくりとぐるっと周った後、わたしたちは近くにあるカフェで温かい飲み物を買うことにした。
「朱里さん、何にします?」
「そうだな……。わたしキャラメルラテにしようかな」
「じゃあ俺はカフェラテにしようかな」
それぞれの注文を終えて飲み物を受け取り、再びイルミネーション通りを歩くことにした。



