もし結婚すると考えると……やっぱり一度失敗してるからこそ、慎重になってしまう。
きっとわたしは結婚には向いていない。そう考えてしまうことがある。
もう結婚には失敗したくない。 だからこそ、結婚という手段を受け入れる自信がない。
冬馬のことは大好きだし、ずっとずっと一緒にいたいと、本気でそう思ってる。
だけど今のわたしは、冬馬との将来に前を向けない。
「あの、朱里さん」
「ん?」
「クリスマスプレゼント、何が欲しいですか?」
いきなりクリスマスプレゼントのことを聞かれてしまい、ちょっと困惑する。
「えぇ?クリスマスプレゼントなんていいよ」
だってクリスマスプレゼントもらう歳でもないし……。むしろわたしが、冬馬にクリスマスプレゼントをあげる側のような気もする。
「ダメですよ。せっかくのクリスマスなんですし、プレゼント用意したいです」



