何度だって、私は君に、永遠の恋をする

「笹原くんも知ってるの?私の病気」
「あぁ、うん。知ってるよ」
あまりにあっさり言うから驚いた。
「、、、2人とも、いつから知ってたの?」
私がそう聞くと、2人はお互い黙り込んでしまった。

「ずっと前からだよ。」
先に口を開いたのは菊池さんだった。
「私たち2人、ずっと早川さんのこと知ってた。」
ずっと、、、?
なんで?
「ねぇ、美奈?一緒にがんばろ?一緒に生きようよ。」
「、、、だって私、、死ぬんだよ?」
「死なない!」
急に菊池さんは私に怒鳴った。
「、、、え?」
「生きようとしなよ!!死ぬかもしれないんだとしても、じゃあ可能性を、生きる希望を捨てちゃうの!?」
「でも!私には生きる希望なんて、どうしても考えられないの!いつも死と隣り合わせで生きてるの!菊池さんにそれが分かる!?」
「分からないよ!!でも、、だから!分かりたいの!美奈に生きる希望がないなら、私がなる!私が、美奈の生きる希望になる!」
私の、、生きる希望?
どうして、、、。
「どうして、、菊池さんはそこまでしてくれるの?」
会ったばかりなのに。
私の事なんて、ただの他人なのに、、。
「、、、親友だからだよ。」

しんゆう。

今まで出来たことがなかった、友達とは少し違う関係。

「私たちが?嘘だよ」
「ほんとだよ。私たちは親友。」
「会ったばっかりだもん。」
「関係ない。親友は親友。」
「美奈は、私にとっていなくちゃならない存在なの。」