ちょっとだけ、





「あ、また名前書き忘れてる」




いちいち指摘されるのが嬉しくて。


たまーに代わりに俺の名前書いてくれたり
するのが可愛くて。



先輩のことで溢れかえってるその頭ん中、

俺まみれにしてやりたいけど



いつもお前のこと見てるから

お前がどれだけ先輩を好きか知ってるから。



なんも言わない。