『request』短編集




「え?」とキョトン顔の彼女はその跡に気づいていないみたいだけど、






「あー……」





少しして何かに気がついたかのように


目線を逸らすから






再び心臓が嫌な音をたてる。






「また……俺が何かした?」





そう聞くのが怖くて仕方がない。




でも、聞かなければ分からなくて


教えてくれないと、分からないんだ。