『request』短編集




今日は寒い日だというのに、

第1ボタンを外しているところとか




たったそれだけで私は胸が鳴って仕方がない。







「………、綾瀬さん…?」







名前を呼ばれてハッとした。







渡さなきゃ。





動いて、私。


口を動かして、私。