「うそっ!あったのこれ!?」 「入荷されてた」 「まだ残ってるかな!?ある分だけ買おうよ!」 「そんなに飲むのかよ…」 「私よりも蒼空さんの方が飲むじゃん!」 2人はとても楽しそうで 「寄って帰ろうか」 「うんっ!!」 彼女を見る蒼空さんは 昼間電話をしていた時と同じ顔をしていて 優しくふわりと微笑みながら 彼女と手を繋ぐ。 ああ、最悪。視力の良い私にはハッキリと彼女の指につけられている指輪が目に入る。 あの人は" 彼女 "じゃない。 蒼空さんの" 奥さん "だ。