私が着ても、似合わないことは、着なくてもわかっている。

「似合うよ!あいちゃん、かわいいし?」

「か、可愛くないよ……!」

「で、でも似合うって……!お願い……」

「ゔっ……」

かわいい……。
そんな目で言われたら、断りずらいよ……!

「い、一回だけだよ?」

「え?いいの!?やった〜!ありがとう!」

こうして、私は、コスプレをすることになってしまった。