最強守護騎士の過保護が止まりません!~転生令嬢、溺愛ルートにまっしぐら!?~

 消化が良くて、栄養価が高く、食べやすいものがいい。そう思ったとき、前世の自分が好きでよく作っていたこれを思いついた。
「ライスを使うのですか。なかなか珍しいですね」
 米は一般的に流通しているし、公爵家の冷蔵室にもあったが、あまり食べられていないらしい。
「日本人の魂ですから」
「は?」
「いえ、柔らかく煮るとおいしい……と書いてありました。わたしも食べてみたいと思ったので」
「そうでしたか」
 セシリアが最近、ずっと図書室で本を読んでいると聞いていたらしく、彼は疑問に思うことなく頷いてくれた。
 ゆっくりと、手を切らないように気を付けながら、玉ねぎをみじん切りにして、きのこをスライスする。鳥肉は食べやすさを考えて、小さく切った。クリームチーズを湯煎で温めて、ミルクで溶いてソースにする。
「あとは具材を炒めて、と」
 さすがに十歳の小さな手では、料理するのは一苦労だった。見かねた料理長が手伝うと言ってくれたので、素直に頼ることにした。
 チーズソースにコンソメを溶かすと、水を加えて柔らかく煮込んでいた米と具材を入れ、軽く味付けをした。
・②
「できた!」