この恋の結末は

「今大丈夫か？」
予定通り、藤堂君が業後に話しかけてきた、
昨日いっぱい覚悟したから今日は大丈夫、ちゃんと言える。

「うん、大丈夫。話しの続きね、」
「まて、会議室行くぞ、」
「あぁ、そうだね。」

会議室の扉が閉まり重い空気が支配する。大丈夫。
「昨日は、私の意見ばっかりでごめん。藤堂君はどうしたい？」
「正直、俺は挑戦したいと思ってる。でも、まだこっちでもやり残したプロジェクトがある。だけど、新天地俺の実力を試してみたいと思う。それに、おまえに大阪は合わなさそうだしな、」

やっぱ、藤堂君はちゃんと考えてるなって思った。正直、私も未来を考えながら選択を考えてはいてけど、私とはまるで解像度が違う、でも負けるな、、、

「一言余計な気がするけどさ、わかった、美琴は？」
「これが、この前までの俺の考え。美琴の妊娠がわかって、俺がそばにいなきゃって思った。おい、笑うなよ？」
「ごめんって、いや、もうパパの顔だなって、楽しみだね」
「まぁ、そうだな、まて、話を逸らすな、」
「ごめんって、じゃあさ、もう自ずと答えは出てるじゃん。」


なんか、説得する必要ないみたい、、よかった、。


「そうなんだけどさ、お前、大阪でやっていけるの？お前こそ、優馬のことどうするんだよ。」
「もうそこは頑張るしかないよね、」
「そんなんでやっていけるのかよ、ってか、優馬はなんて？」
「実はさ、まだ言えてないんだ、、、」
「は？おい、まて、ちゃんと二人で話し合えって言ったよな？」
「時間なくて、でもちゃんと言う。説得する。」
「説得って、、言いづらいなら同席しようか？」

「ごめん、ありがとう、でも、大丈夫。じゃあ、大阪の件は私が行くってことで部長に報告しておくね」
「あぁ、わかった。でも、ちゃんと、優馬に話すんだぞ？」
「はぁーい」


その約束はたせるかな、ごめんね、許して、
「後輩の育成は頼んだよ？」
「お前こそ一人で抱えこみすぎるなよ、」
やっぱり同期は素晴らしい