「え！！！！！本当に！！！」

「うん、検査したら陽性だった、、」

「おめでとうおめでとう。藤堂君は？なんて？？」

美琴の顔色が戻りほっとしたような顔になった。

「まだ、、まだ、言えない」

「そっか、じゃあ、今は不安でいっぱい？、、え！じゃあ私が一番？」

「そう。だってどうすればいいかなんてわからないし、最悪な事態も考えたけど私はこの子を産みたい。会いたい。」

あぁ、もう美琴の顔が母親になっている。いい母親になりそう。だなんて、場違いな考えが浮かんだ。

「きっと、大丈夫だよ。美琴の気持ち、ちゃんと言葉にして藤堂君に伝えれば、大丈夫。」

「ありがと、、、」

「よし、今日はお祝いだ！！！！たくさん食べえなきゃね！」