何杯のんだか忘れた。

気がついたら、朝で、ベッドに寝ていた。

『どうやって帰ってきたんだ?おぼえてないけど、ちゃんとベッドにいる』

ガサっ。

『何?』

「あっ、おはようございます。」
「おはよう。私はどうやって?」
「タクシー拾って、おんぶして、ここまて運びました。」
「ごめんなさい。ありがとう。」
「いえ。大丈夫です。」

「帰ります。」
「あっ、待って、
 朝ごはん食べていってよ。おれいに。」
「いいんですか?嬉しい。」
「パンでもいい?」
「パン好きです。」
朝ごはんで、埋め合わせすることにした。

「シャワーどうぞ。よかったら。」
「じゃあ、遠慮なく。」
シャワーしてる間に、朝食を作った。

食パン
スクランブルエッグ
ウィンナー
コールスロー
アメリカンコーヒー

小嶋くんがシャワーから出た。
「いただきます。」
「あり合わせでごめんなさい。」
「おいしいです。」
「よかった。」

朝食を食べた。
「じゃあ、帰ります。
 水曜日のデートよろしくお願いします。」 「デート?」
「やっぱり、忘れてましたね。
お試しで、デートするんです。」
「ごめん。素直に覚えてません」
「じゃあ、あらためて、
 水曜日、デートしてください。」
「はい。」