次の日僕は車椅子に乗り轢いた女性に会う事を相手の遺族と病院に許可を得た。

母が車椅子を押してくれ、ICU集中治療室に向かった。

「あの人だよ」

僕は確信した間違いないナツだ夢で最後に夢で会った時は幼い小学校だったけど、今のナツは30歳のナツだ。

どうやら意識が失く危ない状態らしい。

「お母さん、ちょと2人にしてくれるかな?」

「知り合いなの?」

「うん」

「そう、分かったわ」

僕はナツの手を握り話しかけた。

「ナツ……俺はナツの夢を見てたよ、またナツと付き合う夢だったよ、今ナツも夢見てるんだろ? ナツはどんな夢見見ているんだ? もちろん夢の彼氏は僕よりイケメンで頭いいんだろ〜な、でもそろそろ起きる時間だよ」


ナツは何の反応もない、僕は泣きながナツを見ているしかできなかった。




それから数日がたった。