俺の好きにさせてください、お嬢様。





「嘘でしょ!?停電!?」


「もうっ!どーなってるのよ台湾っ!!」


「落ち着いてくださいお嬢様方。すぐに確認して参ります」



ひとりの執事が携帯型の懐中電灯を取り出して部屋を出ようとしたとき。

ホテル内に一斉アナウンスが鳴った。



『我们将于明天重新上线。 我们对这可能造成的任何不便表示歉意』



な、なななななんて言ってるの?

ここは日本語じゃないんかいっ!!



「どうする早瀬さん…、回線復帰は明日だと」


「時間も時間だし、どこも同じ状況なんだろ。一番はお嬢様の安全第一に動く。
雷に怯えているお嬢様もいる、とりあえず部屋を分けるか」


「そうだな、それがいい」



やっぱSランクはすごい…。
ハヤセは司令塔になっちゃった。

すぐに彼らは動き出して、結局は執事と一緒に寝ることに。


……それよりも、それよりも!!!



「こわいぃぃぃぃぃっ!!お化け出るっ!だってわたし前に貞子と手繋いじゃった仲だもんっ!!」


「エマお嬢様?」


「ハヤセっ、寝れないっ!貞子また来ちゃう…っ」