俺の好きにさせてください、お嬢様。





「うわぁぁぁぁっ!!!」


「もう何よっ!びっくりするじゃない!!」



パシャパシャと顔にお湯を浸けて誤魔化した。

いやいやそれはないっ!!
だってハヤセだもんっ!!


でも、なんかあのときの空気感ってドキドキとか通り越すくらいすごかった…。

これから何がされちゃうんだろう?って、ハヤセのあの目を見てしまうと流されそうになっちゃいそうだった。



「大丈夫よバカエマ。好みって人それぞれらしいから」


「えっ、じゃあ小さいほうが好きな人もいるの…?」


「うん、たぶんね」


「そうなんだっ!」



単純っていいわね、と。

理沙はぬるいお湯が好きらしく、逆上せそうだからと先にお風呂から上がって行った。



「……ハヤセは……どっちなんだろう…」



小さいほうが好き?
それともやっぱり大きいほう…?

その質問もしちゃだめだったりするのかな…。


いつも冷静なハヤセ。

理性が切れたところを見たことがない。



「……切れたらどうなるんだろう」



前に脱衣場で腰を抜かしたとき。

わたしの一言に苦しそうになりながらも、激しいキスを落としてきて。


それでもあのときも「理性はある」と言っていた。