俺の好きにさせてください、お嬢様。





ふぅーーーと、少し熱めのお湯に肌が馴染んできた頃。

わたしの隣で温泉の香りを楽しむ友達の胸元を思わず見つめてしまった。


理沙だけじゃない…。
クラスメイトも他クラスの子だってそう。

同じ歳なのに全然ちがう…。



「あー、あんたは幼児体型だものね」


「……どうやったらそうなるの?」


「どうって、食生活じゃないかしら。あとは遺伝とか?」



だって同じものを食べてるはずだ。

ってことは遺伝……?
わたしのお母さんは顔すら見たことがない人。


赤ちゃんのわたしを柊の屋敷の前に置いて行った───そんな過去の行動しかお母さんのことは知らない。



「あんたの場合は早瀬さんに揉んでもらうのがいちばん手っ取り早いんじゃない?」


「……え!?なんでハヤセ!?揉んでもらうと大きくなるの!?」


「なぁ~に~?てっきりもうされてるのかと思ってたけど」


「そ、そんなわけないよ…っ!!変なこと言わないで理沙っ!!」



なにそれ…!!
初めて知ったんだけど……!!

ってことは前にお風呂誘われたときって……もしかしてハヤセはそれをするつもりだったとか…?