ー歌詞ー

『白雪姫』

ー1番ー

あーあ、誰でもいいから
愛してくんねぇか?
期限切れのチケットに啄む口は無し
当たり前のように
振りまいたリップサービスも
機械音声じゃ 効果はなし

仲良し度☆1の奴と
上辺だけのスタンプラリー
精一杯貼る 隠し事添えて

誰にも嫌われたくはない
美辞麗句(ビジレイク)

✩listen to me !
「貴女のことを傷つけたくない」
「待って」と言ったって
咲かないベーゼ

「好きかどうか分からなくなった」
「やり直せる」と縋った(スガッタ)って
残ったのは
白く、綺麗なシーツと
深く、冷たい温もり それだけ

ー2番ー

そーね、貴女(アンタ)はまだまだ
あたしにゃなれねぇな?
ペンキを塗ったりんごに群がる小人たち
祝福のように
敷かれたレッドカーペットも
私に踏まれちゃ 無意味の葦

憧れ度☆5の方と
木漏れ日降る中ティーパーティ
甘酸っぱい髪 隠し味に加熱

誰にも堕とさせたくはない
私利私慾(シリシヨク)

✩Listen to you !
(自分のことを悪者にしたくない)
(「最低」と言われても)
ビターなチョコ

(好きじゃないと気づいてしまった)
(「貴方だけ」と縋られても)
閉ざしたのは
黒く、塗られたハートと
浅く、甘美な囁き それだけ

✩listen to me !
「貴女のことを傷つけたくない」
「待って」と言ったって
咲かないベーゼ

「結局誰も愛さなくなった」
「愛している」と欺いたって
残ったのは
黒く、焦がしたお菓子と
淡く、儚い白日夢 それだけ