気が付けば、私は病院のベッドの上だった。心配そうに私を覗き込む妹の顔が視界に入る。
「大丈夫・・・?」
「咲・・・付いててくれたんだ。」
「うん。でもよかった。あんまりビックリさせないで。」
ケジメの意味もあって、私と妹はあえて別々に出勤している。私が倒れた時、妹は既に出社していたけど、知らせを聞いて、慌てて駆けつけてくれたらしい。
「ごめん。」
「疲れが出たんだね。無理しちゃ駄目だよ。」
「ありがとう。とりあえずもう大丈夫だから、あんたはもう会社に戻って。2人して、こんな所にいたら、みなさんに迷惑がかかる。」
そんなことを話していると、私が目覚めたの聞いたのか、1人の女性医師が入って来た。
「ご気分はいかがですか?」
「ありがとうございます。お陰でだいぶ楽になりました。」
「そうですか、ならよかった。」
そう言ったあと
「実はお話があります。妹さんも一緒に聞いていただけますか?」
と私に告げる。何事だろう、顔を見合わせる私たちに
「おめでとうございます。」
先生は笑顔で言う。なんのこと、とポカンとしていると
「妊娠3か月です、西村さん。」
「えっ?」
予想もしなかった言葉に固まる私たち。その反応が意外だったようで
「どうかなさいましたか?」
戸惑いながら、尋ねて来る先生。
「私・・・3か月前に、夫と死別してるんです。」
その私の答えに、今度は先生が顔色を失う。
考えてみれば、このところ生理が来てない。そんなに不順なタイプではないが、激動の時間を過ごしていて、正直気にしてる余裕もなかった。それにいわゆる悪阻っぽい症状も、ここ数日以前は全くなかった。
「妊娠に気が付くのに、3~4か月というのは普通ですよ。」
気を取り直した先生の言葉に
「そうですか、ありがとうございます。」
私は頷く。
「とりあえず今日は安静にしていた方がいい。出来れば一晩入院された方がいいと思います。ご希望なら、手続きを取りますが。」
「わかりました、よろしくお願いします。」
私がお願いすると、承知しましたと答えて、先生は出て行った。
「大丈夫・・・?」
「咲・・・付いててくれたんだ。」
「うん。でもよかった。あんまりビックリさせないで。」
ケジメの意味もあって、私と妹はあえて別々に出勤している。私が倒れた時、妹は既に出社していたけど、知らせを聞いて、慌てて駆けつけてくれたらしい。
「ごめん。」
「疲れが出たんだね。無理しちゃ駄目だよ。」
「ありがとう。とりあえずもう大丈夫だから、あんたはもう会社に戻って。2人して、こんな所にいたら、みなさんに迷惑がかかる。」
そんなことを話していると、私が目覚めたの聞いたのか、1人の女性医師が入って来た。
「ご気分はいかがですか?」
「ありがとうございます。お陰でだいぶ楽になりました。」
「そうですか、ならよかった。」
そう言ったあと
「実はお話があります。妹さんも一緒に聞いていただけますか?」
と私に告げる。何事だろう、顔を見合わせる私たちに
「おめでとうございます。」
先生は笑顔で言う。なんのこと、とポカンとしていると
「妊娠3か月です、西村さん。」
「えっ?」
予想もしなかった言葉に固まる私たち。その反応が意外だったようで
「どうかなさいましたか?」
戸惑いながら、尋ねて来る先生。
「私・・・3か月前に、夫と死別してるんです。」
その私の答えに、今度は先生が顔色を失う。
考えてみれば、このところ生理が来てない。そんなに不順なタイプではないが、激動の時間を過ごしていて、正直気にしてる余裕もなかった。それにいわゆる悪阻っぽい症状も、ここ数日以前は全くなかった。
「妊娠に気が付くのに、3~4か月というのは普通ですよ。」
気を取り直した先生の言葉に
「そうですか、ありがとうございます。」
私は頷く。
「とりあえず今日は安静にしていた方がいい。出来れば一晩入院された方がいいと思います。ご希望なら、手続きを取りますが。」
「わかりました、よろしくお願いします。」
私がお願いすると、承知しましたと答えて、先生は出て行った。


