HERO~先生の攻略法~

その隣には、女の子が居て手を組んで会話を楽しんでいる事が分かる。


気付かれたくない__


そう思った瞬間、秋とバッチリ目が合って体が強ばった。


気付かれた。


「秋。この子知り合い?」


秋の隣の女の子が不思議そうな顔で、私を見ている。


その女の子の足にはチラリと痣が見えた。


「こんな奴知らない」


それだけ言うと、何処かに歩いて行った秋。


彼女さんには悪いけど、新しいターゲットが出来たお陰で、私に対する執着が無くなったと感じてしまう__