戻って来た店員が値段を伝えてきたが、目玉が飛び出しそうだ。


涼し気な表情で会計を済ます先生が、別次元の人に思えてしまう。


私の胸元に付いたネックレス。

指にはキラキラ光る指輪。


これは、先生のモノだという証。

そう考えたら嬉しくて堪らない。