先生と一緒に暮らす事を親に認めて貰う。


先生なのに、行動がクレイジー。


「認められたら、当初の予定通りデートしましょう」


そう言って、私の髪を撫でる先生の指が心地良い。


「はい」


家に向かうと、駐車場に車を止める。

親に先生を合わす。そう思うと、緊張が止まらない。


「先生大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ」
「私、緊張やばいです」
「くるみさんに迷惑は掛けませんよ」
「はい」