HERO~先生の攻略法~

準備が出来たら、玄関に座って耳を澄ました。


先生の顔が1秒でも早く見たい。

車のエンジン音が聞こえたら、飼い主を待っていた犬のようにソワソワし始める。


元気の扉を開くと先生の車に乗り込んだ。


「何処か行きたい所とか有ります?
て、買い物をするには朝早すぎるんですが……」
「確かに空いてる場所なんてコンビニくらいかも!!
ねえ、先生。いえ、優斗……。
私、我儘言っても良いですか?」
「どうぞ」


ずっと、行きたかった場所が有る。