HERO~先生の攻略法~

本当に言いかけていた言葉が気になって、先生に詰め寄りたくなる。


「気になりますか……?」


眉を八の字にして、そう呟く先生。


「気になって困ってしまいます……」
「じ、実は……」
「実は?」
「滝沢さんに似合うて思って選んだグローブが、明日届きます!!

て、本当は驚かせたかったのだけどついつい……」


私に似合うグローブを選んでくれた。


その時間は、先生の頭の中は私の事でいっぱいだっただろう。


それが嬉しくて堪らない__