私達は、生徒と教師の関係。


それなのに、先生がメッセージ先をくれた事が嬉しく感じる。


ねえ、先生。


先生にとっての私への感情に、少しでも特別感は有りますか?


有ったら、嬉しい……


「じゃぁ、気を付けて」
「はい……」


先生とバイバイすると部屋に向かい、ベッドに横たわりスマホを弄る。


先生のアイコンから目が離せない。


本当は今すぐにもメッセージを送りたい所だが、先生は仕事中だ。