HERO~先生の攻略法~

先生が来ると、私の家に向かって歩く。


中学生の頃は誰かと登下校なんて、想像も出来なかった。


今は好きな人や友達に囲まれて幸せを感じる。


「ねえ、先生!
先生ってどんな感じの女の子がタイプ?」
「好きになった人ですね」
「そういうの要らないよ!!
髪はロング?それとも、ショート?」


当たり前のように質問攻めする2人は凄いと思える。


「髪にはこだわりはないですね」
「どっちも、好きなんだ?」
「まあ、そういう事です」