「ううん。
先生が来てくれて本当に助かった__

ありがとう!!」
「なら、良かった!!」
「でね……」
「どうしたの?」


話したくて、話したくて、堪らない。


「せ、先生の事を好きになっちゃった……」
「ライバル沢山いるよう?」
「うん。でも、先生と生徒だから絶対に叶わないよね?」
「なんで?」


当たり前のようにそう言うエミリ。


「先生だって、男だよ!!
頑張って好きにさせちゃえば良いよ!!」


諦めていたから、励みになる。


「うん。ありがとう……」
「私は、くるみを応援してるから!

強気でいっちゃえ!!」
「うん……」