HERO~先生の攻略法~

先生と1分1秒でも一緒に居たい。


「あ、あの……。手当てしたいので家に来て下さい……」


血の混じった唾を吐いた先生が、ニッコリと笑う。


「これくらいなら大丈夫ですから、本当に気にしないで下さい。


それより、また彼が来たらまずいので車に乗りましょう」
「警察が来るから大丈夫なのでは?」
「あ、あれ、嘘です!」


悪戯に微笑む先生の表情に、心音が高まってゆく。


私はこの人を好きになったのかも知れない__