HERO~先生の攻略法~

そう思った瞬間だった。


「付き合って無いなら、コイツ殴っても良いよな!?」
「は?」


先生を殴る?


「だ、駄目に決まってるよね?」
「庇うって事はお前、こいつの事が好きなんだろぅぅぅ!!」


秋は狂ったように叫び、先生に殴り掛かる。


「ち、ちょっと待ってよ!!」
「俺は大丈夫なので、滝沢さんは家に帰って下さい……」


そう言って、笑顔を浮かべる先生を見て秋の拳が激しく震えた。