そう感がえて、真っ直ぐに公園の前を通ったのが間違いだったのかも知れない。


公園にも居ない__


そう思ってホッとした瞬間、遊具の後ろから秋が出て来た。


ずっと、隠れて見ていた?


そう考えた瞬間、恐怖に身が凍る。


こっちに歩いてくる秋を見て、逃げなきゃいけないと感じるのに1歩も動けない。


な、に?こ、れ?


どんどん近付いてくる秋が怖くて、手が震える。


そして、秋が目の前に来てしまった。