「じ、じゃあ、バスに乗るまで通話繋げておこう……」


クスリと笑い、私の頭を撫でるエミリ。


「心配してくれてありがとう!
じゃあ、そうする!!」


エミリとは通話を繋げたまま、家の前で別れた。


エミリの言う通り、秋がエミリの前に現れたる事無くバス停に到着する。


それから、20分後に無事に家に着いた事を知らせてくれた。


それ以来、学校がある日は毎日のように付き添ってくれたエミリ。