HERO~先生の攻略法~

自分を落ち着かせるように、深呼吸を繰り返すと秋に電話を掛けた。


秋を怒らせるような事をした自分が悪かったんじゃないか__


そんな思考で脳内が埋め尽くされる。


彼は本当は優しい人だなんて、考えたりもする。


「くるみ!
電話掛けてくれたんだね……。
ありがとう!!」


でも、それは、私の秋に対する理想像の幻。


だから__


「秋。ごめんね……。

さっきは怖くて言えなかったけど、別れよう……」


自分の気持ちを伝えた。