HERO~先生の攻略法~

体中の力が入らなくなるのを感じながら、少しずつ距離を置く事を違った。


秋が我を取り戻すまで、どれくらいの時間を要しただろうか。


恐怖で時間感覚など無い。


殴られるのが終わった__


そう思ってホッとした瞬間、秋の異変に気付き顔を上げる。


「あ、秋?」


そこには、涙を流しながら謝り続けている秋の姿。


「く、るみ。ごめんなさい……
ごめんなさい……」


その姿は、何かを恐れている様にも見える。