だけど、3箱も積まれたダンボールで視界が悪い。






ある意味人がいなくてよかったかも。




そんなことを思いながら角を曲がった時…






「っ!!!……」



「イッテ……」



「ご、ごめんなさいっ!大丈夫ですか!?」






角を曲がった時、誰かとぶつかってしまったようで…





どうやら相手を倒してしまったらしい。




急いでダンボールを置き、相手の姿を……







「え、頼くん…?」




そこには顔を歪ませながら座る頼くんの姿が。






「っはぁ…またあんた?」