こんなゆっくりしてる場合じゃないや。 急いで、私もジャージにならなきゃ! 階段を早足で上がって、教室に向かった。 ──ガラガラ ドアをスライドさせると、教室には誰もおらず、時計の針だけが音を立てている。 あれ……おかしいなぁ。 ちゃんとロッカーに、ジャージを入れておいたはずなんだけど……。 どうしてか見当たらない。