『それは、どうして?』 不思議そうに、首をこてんと横にかしげる俊。 そのきょとんとした表情は、不覚にも胸の奥をくすぐられる。 『俊くんは私と違って人気でしょ? だから、こんな私が彼女になる資格なんてあるのかな……って』 地面にうつむくと、俊が私の頭に優しくポンと手を乗せた。 「大丈夫。資格なんて、 そんなの恋愛に関係ないじゃん。 好きなら好き。それで良くない? もしも結々に何かあったら、 そのときは僕が必ず助けるから大丈夫。 安心して』 そのまっすぐな言葉と表情、信じてみたいなって。