独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。




ちなみに、シロちゃんは私たちが勝手につけた名前なの。


全身がまっしろだから“シロちゃん”って。



「フッ、なに匂いで分かんの?」


ニャーニャーと鳴きながら、俊の制服のポケットに近づいてスリスリしはじめるシロちゃん。


どうやら、そこにはパンがひそんでるみたい。



「おいしい?てか、 そんなに急いで食べなくても……ノドにつまらせるなよー」


「シロちゃんよかったねー、おなか空いてたのっ?」



あげたパンを夢中で食べているシロちゃんの頭をそっとなでてあげると、 気持ちよさそうに目を細めた。


ふふ、かわいい。