「ねぇ俊……でも、そろそろ誰か来ちゃうかも。帰ろう?」 俊に抱きしめられ続けること数分。 教室は私たちの2人だけだけど、学校にはまだ部活で残っている人がいるし。 俊のファンのコたちにも、この状況を見られたらさすがにまずい気がする……。 「そんなの別にどうだっていい」 「で、でも俊……」 「……僕を妬かせた罰だよ。いいから、だまって結々は僕に抱きしめられてて」 「……っ、」 ヤキモチを妬くと甘えモード全開になる俊。 これは罰なはず、なのに。 左の胸が甘く鳴って仕方ないんだ──…