独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。




……だから、記憶になんて負けない。



記憶のせいで、かげかえのない俊まで失いたくはないから。



ヒマワリの花言葉のように、私は俊だけをずっと見つめ続ける。



何度だって、また俊を好きにさせてみせる。



届くまで、何度でも、この想いを注ぎ続けるんだ。



「っわ!いつの間にこんな長居しちゃったんだろ!こーちゃん、ほら帰るよー!」


「えー、もう?」



亜莉朱ちゃんに言われて、少しなごりおしそうな佐々木くんだった。