「待ってろよぉー!!今行くからなぁー!!」 「ちょっと!病院では走らないでお静かに!」 なにやら、急に廊下がさわがしい。 足音も徐々(じょじょ)に、こっちに近づいてきているような……。 「何ごと?」 「さ、さぁ……?」 たがいに顔を見合わせると、少しおびえたような目を見せる俊。 「矢追ーーっ!もう、目を覚ましたんだなっ!?よかったぜ……っ」 「はっ!?ちょ、いきなり抱きつくなっ!」