「ありがとな」 「……えっ、」 真剣な表情の俊にお礼を言われる。 えっ!? な、なんか……急に素直になった!? 「どのくらい意識が朦朧(もうろう)としてたのかわかんないけど、それでも毎日水やってくれて」 「ううん!!そんなの当たり前だよっ。俊に見せたかったんだもん」 そう。 これは私が好きでお世話したんだ。 そして、ひそかにお祈りしてたの。 早く意識が戻りますようにって。 だから今、こうして俊に喜んでもらえて、私もすごく嬉しい。