独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。

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そして、次の日の朝。



たくさん眠れたから、いつもより早い目覚めだった。



その分、シャワーを浴びたり、
制服のシワもきれいに整えたりと、
用意にかなり余裕があってよかったんだけど……。



問題は、俊と同じ駅で電車を待つ今。



ものすごく気まずい雰囲気が流れていて、居心地が悪くて仕方ない……。



いつもはとなりにならんで、密着して座るベンチも、今日は1人分のスペースが空けられていて。



耳にイヤホンをつけた俊は、スマホにばかり目を向けている。



まるでとなりにいる私の存在を消しているような感じで、とても話しかけられるような雰囲気ではない。