急いで教室に戻ると、俊は自分の席で読書をしていた。 「俊、サンドイッチ食べてね」 私が呼んでも、ちっとも見てくれないけど、買ってきたサンドイッチを机に置いた。 そのあと私も自分の席に座って、残りのパンとカルピスを机に広げていると…… 「わぁー、カルピスおいしそー!」 「あ、これっ?」 亜莉朱ちゃんが指をさしたのは、さっき佐々木くんにもらったカルピス。 でも、もらったものだし…… あげようかどうしようか迷っていると。