私の心はぽっかりと穴が空いたようだった。


 何度か、援助交際したが乗り気にならなくなり、やめた。

 好きだった家庭教師にも興味がなくなった。
 家庭教師とも何度かしたが、気乗りしていない私ではつまらなくなったようで、やめてしまった。
 新しい家庭教師の女の人が来てくれるようになった。

 私は、生気を失ったように過ごしていた。


3ヶ月が過ぎ冬になり、期末テストがあった。
勉強する時間がたくさんあったけど、
学年で2位になった。
1位は、高崎くんだと思ったけど、違った。
高崎くんは、15位だった。
『どうしたんだろう?大丈夫かな?』

帰りに、潤に声をかけられた。