「止めに入って母さんを守ったのが俺で」 「その日から仲良くなって行ったんだ」 お父さんは自分の右耳に手を当てる。 「まさか結婚するとは思いもしなかったがな」 そうだったんだ…。 「お母さんをいじめた銀髪のヤンキーは最低な男の子だったかもしれないけど」 「相可(おおか)くんは違うよ」 「何が違うんだ?」 「彼のせいでマラソンを無理して出ることになって倒れた」 「立派ないじめだろう!?」 お父さんは相可(おおか)くんに向かって怒鳴った。